カフェインをやめると出る離脱症状、症状と期間の目安

カフェインを普段から摂っている人が、量を減らしたり、やめたりすると、頭痛や眠気などの症状が出ることがあります。
これが、カフェインの離脱症状です。この記事では研究のレビューをもとに、症状と期間の目安をまとめます。私の体験との違いもあわせて書きます。
離脱症状とは
カフェインの離脱症状は医学の研究で詳しく調べられています。
この記事の主な出典は、57の実験研究と9の調査研究をまとめたレビュー(Juliano & Griffiths、2004年)と、医療者向けの情報(StatPearls)です。
米国の診断基準(DSM-5)にも取り上げられています。診断には生活への支障があるかどうかの評価が必要とされています。
主な症状
レビューでは次の症状が、離脱症状として妥当だと確認されています。
- 頭痛
- 疲労、活力の低下
- 注意力の低下、集中しにくい
- 眠気
- 満足感の低下、抑うつ気分
- イライラ
- 頭がぼんやりする、スッキリしない
ほかにインフルエンザのような症状、吐き気や嘔吐、筋肉の痛みやこわばりも、離脱症状の症状である可能性が高いとされています。
私の場合は頭痛(4日目の夜)、頭や目の奥の重苦しさ、だるさ、眠気、集中力の低下が出ました。
イライラもしていた気がします。頻尿も出ましたが、レビューの症状には入っていませんでした。
いつ始まりいつまで続く?
レビューによると、次のとおりです。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 始まり | 摂取をやめてから、12〜24時間後 |
| ピーク | 20〜51時間後 |
| 続く期間 | 2〜9日 |
| 頭痛が出る割合 | 実験研究で、50% |
| 生活に支障が出るほどの苦痛 | 実験研究で、13% |
普段の摂取量が多いほど、症状が出やすく、重くなる傾向があります。1日100mgほどの摂取をやめた場合でも、症状が出ることがあるとされています。
私の場合は長く続きました
上の数字は主にカフェインを完全にやめた場合の報告です。私は量を段階的に減らしたので、症状は2週間ほどの間、断続的に出ました。減らした日やその翌日に強く出る傾向がありました。
対処について
医療者向けの情報(StatPearls)では、次のようなことが挙げられています。
- 急にやめるより、数日から数週間かけて、少しずつ減らすほうがよいとされています
- 水分をとることと、休息が挙げられています
- 市販の鎮痛薬も挙げられています(薬を使う場合は、薬剤師などに相談してください)
私の場合は、離脱症状がつらい日は早めに寝ました。横になると楽かもしれない、と思ったこともあります。コーヒーを飲むと、しばらくして楽になることもありました。
この記事は、私の体験と、公的機関などの情報をもとにまとめたものです。普段飲んでいる量や体質によって、離脱症状の出方や経過は人それぞれ異なります。同じ方法が誰にでも合うわけではありません。持病のある方、妊娠中・授乳中の方、服薬中の方は、医師や薬剤師にご相談ください。
