デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違い

カフェインを控えたいときによく見かけるのが、「デカフェ」「カフェインレス」「ノンカフェイン」という言葉です。
似ていますが、実は意味が若干違います。
この記事ではその違いと、選ぶときのポイントをまとめます。
3つの言葉の違い
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| デカフェ | 「カフェインを取り除いた」という意味の言葉です。英語の「decaffeinated(デカフェネイテッド)」の略です |
| カフェインレス | 日本では、デカフェと、基本的に同じ意味で使われます |
| ノンカフェイン | カフェインを含まない原料で作られたものです。麦茶やルイボスティーなどが例です |
つまり、デカフェとカフェインレスはもともとカフェインがあるものから、取り除いたものです。
ノンカフェインはもともと、カフェインを含まないものになります。
日本のコーヒー業界の表示ルールは「90%以上除去」
日本では、全日本コーヒー公正取引協議会の公正競争規約(コーヒー業界の表示ルール)で、デカフェネイテッドコーヒーとカフェインレスコーヒーは、どちらも「カフェインを90%以上除去したコーヒー」とされています。
通常のコーヒーは、100mLあたり約60mgのカフェインを含みます。その90%以上を除去すると、6mg/100mL未満になります。150mL(1杯)で考えると、約9mg未満です。
カフェインはゼロではありません
90%以上の除去なので、デカフェにもカフェインが残っています。
デカフェコーヒーを調べた米国の研究(McCuskerら、2006年)では10か所の店のデカフェで、16オンス(約470mL)あたり0〜13.9mgのカフェインが見つかりました。同じ店で買っても量にばらつきがありました。
カフェインを少しでも避けたい人はデカフェにも、カフェインが含まれることがある点に気をつけてください。
選ぶときのポイント
- 表示の言葉を見る。 「デカフェ」「カフェインレス」なら、少量が残っている可能性があります。「ノンカフェイン」は、カフェインを含まない原料で作られたものです
- 原材料を見る。 コーヒーや紅茶、緑茶が原料なら、カフェインが含まれます。麦茶などが原料のものはカフェインを含まない原料です。爽健美茶は日本コカ・コーラの案内で、カフェインは含まれていません
- 商品ごとに確認する。 同じ種類でも商品によって違います。気になるときはメーカーの案内で確認してください
この記事は、公的機関などの情報をもとに、私が調べてまとめたものです。普段飲んでいる量や体質によって、カフェインの影響の出方は人それぞれ異なります。持病のある方、妊娠中・授乳中の方、服薬中の方は、医師や薬剤師にご相談ください。
